放課後児童支援員の遊び支援について 様々なポジションから支援する

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支援員向け
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遊びの外にいて、安全や他の子ども達の遊びとの調整などに目を届かせる

 遊びの見守りや調整役になる場面もあります。私もその日の職員構成で経験の浅い人が多い時やもう1人の常勤指導員がお休みの時などは遊びに入ってもらうのは若手にやってもらい、見守りや調整役になることもあります。『一緒に遊びたいなぁ』とは思いつつも、子どもの遊びの環境を考え、このカテゴリーの立ち回りをすることがあります。

時と場合によっては遊びや活動を全体的に把握する必要があるポジションの担当があります。役割などはその日の職員体制等で変わってくることになります。

遊びたいことを実現する方法を提示したり、子どもが必要とする情報を提供したりする

 「どろけいしたいんだけど・・・」と言ってきた子どもがいたとします。支援員のあなたはどうしますか?そこで子ども達のやりたい事の実現に向けての支援が必要ですよね。何をどうしても無理だ!という事でなければ、実現に向けて一緒になって考えたり、やり方を教えてあげたり、大人として助けになったりという事が必要となってきます。

 子どものやりたい事の手助けとなります。最終的には子どもが大人の力は借りず自分でやりたい事・遊びたい事が展開できるようになってくれるような手助けが良いと思います。

新しい遊びや子どもたちの知らない遊びを紹介したり、遊びについての必要な技術や知識を教えたりする。

 こちらは見出しに書いてある通りですね。新しい遊びを取り入れたり、やり方を教えてあげたりすることになります。新しい事に子どもたちは興味を持つ子も多いですし、最初は遠巻きから見ている子もいたりします。

 できなかった事ができるようになるのは誰しもがうれしいですよね。遊びをより楽しくするための援助として技術や知識を教えたりもします。逆に子どもの方から教わる事も多くあるので、『教えあい』となるともっと良いですね!

安全が確認できる場合には、その場を離れることによって大人の信頼のもとに子ども達だけで遊びを展開できるようにする

 子どもだけで遊びが盛り上がっている場合などは敢えて遊びには入らないで安全に留意したり、他に遊べない子達との調整をしたりもします。子どもたち自身で遊びを形成し、継続し、問題も解決し、となっている遊びには大人はいらないですよね。遠目からでもケガがないかは見つつ、他の集団と遊んだりします。

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その時々で遊びの支援を使い分けることが必要です

 子どもの状況によって様々な関わりを工夫することが、子どもの発達や状況に応じた柔軟な関わりを可能にすることになります。遊びの場面でも同じであると思います。子どもと一緒に遊ぶだけでもダメでしょうし、ずっと見守りだけでもダメでしょうし、その時々でうまく使い分けるという事が必要になってきます。

 経験年数の浅い方は子どもとの関係構築の為にもどんどんと遊びの輪に入って行って下さい。学童での遊びは子どもとの関係構築の重要な一つとなります。関係が構築できてきてから、色々な関わり方、立ち位置を試してみると良いのではないでしょうか。

 また、経験を積んできている方は立場上、色々な役割をこなさないといけないかと思います。本当は思い切り遊びたいんだけど、全体を見ておかなければならない事があったりもします。基本は「子ども達と思い切り遊ぶ」という事はいつまでも忘れないようにしておきたいですよね!!

 個人間で使い分けるだけでなく、その日の人員配置によっても使い分けられるとさらに良いですよね。先にも書きましたが、若手が多い日には私も見守りや調整役に回ったり、全体を任せられる人がいる時は思いっきり一緒になって遊んでいます。

遊びに入ることができない場合はどうする?

 私の所属クラブの職員は基本子どもとの関わりの為、「たくさん遊んでください、積極的に遊んでください」というスタンスで遊びの中に入ってもらっています。もちろん、その時々でポジションの変更などその日の担当などはあります。

まとめ

 子どもと一緒になってたくさん遊ぶとその分信頼関係も深まっていきます。各支援員の立場や経験値などにもよって色々な支援の方法がありますので、試してみては如何でしょうか。大人も楽しんでいる姿を子どもにも見せることで、子ども達もより楽しく遊びや活動ができるでしょう。

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