来所状況や出欠の確認もチェック
来所時の出欠確認は確実に行いたいです。保護者からの連絡帳や電話などを通じて出欠席の連絡を受け、当日の来所の有無・帰宅時間の把握についても確実に行っています。連絡忘れや子どもの連絡帳の出し忘れという事も十分にあり得ますので「ちょっといつもと違うな」と思うところがあれば確実に確認しておきたいところになります。
確実に出欠席が分かるまでは「保護者の方に連絡を取ってみる」、保護者の方と連絡がつかない場合は「近隣を探しに行く」、「学校と連携して確認する」ということをすることにもなります。現代では入退室システム等の電子媒体を利用しているクラブもあるでしょうが、まだまだ、完全に導入とはなってはいないと思いますので、「学童・保護者・学校」での連携が必要な場面も多いと思われます。
もちろん出欠席の確認時には連絡帳や電話で連絡を受けている事だけではない事が起こっているかもしれません。『学校生活で嫌な事があった、、、』、『帰り道でケガをしてしまった、、、』、『帰る前に急に調子が悪くなった、、、』などなど色々と考えられます。
学校側が把握していることで、気の利く先生でしたら学校から連絡が来ることや先生が送ってきてくれ状況を教えてくれることもあります。しかし、子どもの中には我慢をして帰ってきて、学童で訴えてくるという事もよくあります。
「おかえり」と声をかけつつ、『その子のその日の状況を観察し、いつもと違う事は無いか確認すること』も必要になります。ただ予定通りに来所していれば良いという事だけではなく、来所時の様子や変化を正確に感じ取ることも非常に重要なことであります。
生活内容の中での安全環境づくり
室内での子どもたちは、ブロックや積み木などの遊具で遊んだり、こま回し、ボードゲームやお絵かき・ぬり絵、折り紙や工作、本を読むなど、それぞれが自分の好きな事をしながら過ごしています。
空間での物の配置などは子どもの動きを考慮してテーブルなどが配置されていたり、棚の配置や遊び道具のおかれている場所も工夫したりします。
不要に物を置かないように、物はそれぞれ分かりやすく整理しておく、片づけやすいようにしておくことでも、安全性は高まると思います。子どもの構成や動きが変化があったら、クラブ内を模様替えも時にはありかと思います。
学童外部の公園などを利用している場合は自分たちの安全性を確保するだけではなく、他の利用者の安全性も守る必要があります。他の利用者に迷惑をかけたりケガをさせてしまう事はあってはならない事になります。公共の場であることを子ども達もしっかりと理解したうえで利用したいところです。
帰宅時の安全管理
子どもだけで帰宅することも学年や時間帯によってはありますよね。決まった時間帯に方面別にまとまって帰るや習い事や用事があり1人で帰るという事もあります。
帰宅時のルートについては日頃より確認・情報収集しておくことが必要となります。職員でチェックすることも大事ですが、保護者の方からの情報も大切となります。帰り道の途中で危険個所があったり、長期に工事をしているような場所があれば迂回路を検討するとか、帰宅時のルートの変更を考える必要もあります。
帰宅時は子どもだけになる事も多く、事故等の危険性も高まります。帰宅時間が決まっているようでしたら、職員に余裕があれば方面別に引率するという事も必要になる場合もあります。特に冬の時期は暗くなるのも早くなりますので、より一層気をつけなければなりません。
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