子どもや大人の自己肯定感について考えてみる

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子ども関連
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自己肯定感という呪縛 なぜ低いと不安になるのか

 巷では自己肯定感についての本や記事、学童関連の研修でも自己肯定感に触れていることがとても多くありますね。果たしてこの『自己肯定感』という概念とはいったい何なのでしょうか?そして、高くあることが本当に必要なのでしょうか?

 そのような疑問が解消されるような内容の書籍を今回は紹介していきたいと思います。

自己肯定感信仰

 十数年前までは「自己肯定感」などという言葉は聞いた事がある人は少なかったのではないでしょうか?私もよく聞くようになってきたのはここ最近かなぁという印象が強いです。

 いつの間にか世間に広がり学校教育や学童でも自己肯定感を高めることが大切だと言われることも多くなってきました。

 子どもに限らず大人でもこの自己肯定感は大切というような事で言われていますね。

 学校の先生からも「自己肯定感を高めることが大切だ」と言われ、書店に行っても「自己肯定感を高めるため」の本が多く並んでいるような現状です。学童の支援員研修でも講師の先生も自己肯定感を高める必要性、検討会を開いて児童について話しても自己肯定感を高めるために必要な事を熱心に話している職員もいます。

 事ある毎に「自己肯定感を高める必要がある!」「自己肯定感を高めるには?」という意見ばかりを言うような人もいるような事もありなんだか「?」となってしまう事も多くあります。

 私と同じような感覚になったことが一度でもあるという方には今回紹介する書籍はおすすめとなります。

自己肯定感とは?

 「自己肯定感とは?」良く使うようになってきた言葉ですが、誰にでもわかるようにすらすらと説明できる人はほとんどいないのではないでしょうか?多くの方が何となく知っている位のレベルでしょう。

 今回の紹介する書籍では以下のように説明していました。1番分かりやすい部分を抜粋しています。

 生まれ落ちた文化のもとで生き抜く力をつけていくことによって得られるのが自己肯定感です。自己肯定感が高いという事は「適応力があること」を意味し、自信を持って社会に向かっていける事につながっていきます。

  本能だけでは適応できない分を文化によって補っていく必要があります。ここに、しつけや教育が登場するわけです。私たち人間は、文化化されることで初めて一人前になっていきます。

そして、「うまく適応できていると感じる」時に自己肯定感が生じます。

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