小学校に入学してからの放課後・長期休暇時の過ごし方を考えていますか?
共働き世帯の方々は保育園最後の年、年長組に上がった頃から、早い人はもっと早くから、小学校に入学した後、【子どもが放課後をどう過ごすか?どこで過ごすか?】を意識し始めますよね。
考え始めることは早いにこしたことはないですが、”仕事もありますし”、”日々の生活もありますし”、忙しい中でどうしても遅くなってしまう方もいらっしゃいます。
直前になって・4月になって困ることの無いように学童クラブなどを探すにあたってまずはやっておくことをまとめておきました!!
まずはやっておこう3つのこと
秋が深まってくる頃になると多くの人が「小学校に入学したら放課後や夏休みなどをどうしようか?」と考え始める時期でもあります。早い人ですと夏過ぎ頃から動き出しを始める方もいます。
学童保育業界でも秋~冬の時期位には次年度への動き出しが始まってきます。
特に次年度、新1年生の世帯は小学校準備もあり、共働き世帯は学童選びもあり、年末年始もありと忙しくなってくる時期ですね。早めに動き出すことは余裕を持って、決めることができるのでお勧めします。
学童保育も場所や地域によっては利用者希望者も多くなり「入れるのか?」という地域もあるでしょう。そのような状況でも焦らず学童選びに取り掛かることができるよう要点をまとめておきましたので参考にして下さい。
定員数の決まっている学童もありますので、動き出しが遅れて入る事ができないなんていう事が無いように早めに動き出すことをお勧めします。
少なくとも入学年度の前年夏頃には動き始めるとよいでしょう!
①学童保育関連の情報をあつめましょう
スマホやPC等で検索してみましょう
自分の自宅近くまたは通う小学校区内に学童保育等の場所があるかをまずは調べる必要があります。
今の時代だとスマートフォンやパソコンで「(自分の通う)小学校名 学童(保育)」というワードで検索をすると見つかる場所もあるかと思います。(必ずしも全ての場所が出てくるわけではありません)
または、「市区町村名 学童(保育)」で検索もそれぞれの行政区でまとめられているページにヒットするかもしれません。市・区役所などでも情報の提供がある場合がありますので、保育園と同じ担当課に問い合わせてみると答えてもらえることもあります。
保育園と同様で都市部や駅前などはいくつかも見つかるかもしれませんが、整備の追い付いていない地方では選択肢も限られてくるかもしれません。
その場所のホームページなんかも開設されていれば、なんとなくの雰囲気などは分かる場合もあります。
チラシの配布やポスター掲示されることもあります
他にはチラシ等で知るという事もあります。学校の就学前検診時に近隣の学童のチラシが同封されていたり、保育園で配布・置かれていたりする場合があります。
しかし、チラシは気にしておかないとと見逃してしまったり、後で見ようと思うと忘れてしまったり、捨ててしまったりしてしまうので気を付けておかないと見逃してしまいますのでご注意ください。
保護者同士での情報交換
同世代の保護者同士での情報共有も時には必要です。動き出しの早い人はすでにリサーチを開始している方もいるでしょう。
仲の良い方がいれば「4月からどうする?」なんていう世間話程度に振ってみるというのも良いのではないでしょうか?この方法は注意しなければならない事があります。
あくまでも情報交換程度という認識に留めておき、必ず自分で判断することが重要となります。
うわさ話には必ず注意するようにして下さい。本当の情報ではなく損をしてしまうことが無いように正しく判断して下さい。
②学童保育がどのような場所かを詳しく知りましょう
学童保育といっても近年はさまざまなタイプがあります。タイプの詳細はまた別の機会にかきたいと思います。近隣にある場所がどのようなタイプの施設かを知っておくと良いと思います。公設学童なのか、民間学童なのかということでも雰囲気、料金、サービスが異なってくるでしょう。
いくつかの候補がある場合、近隣に同じようなタイプの学童保育があるとは考えにくいのでそれぞれに特徴があると思われます。どのようなタイプが希望か、子どもにはどんな場所で生活をして欲しいかを知る第1歩となります。
各学童などホームページ等のある場所も増えてきていますので、そこから見える情報からどのようなタイプかも見えてくることでしょう。
ホームページは基本的な情報だったり、良いことが多く書かれているので、あくまでも参考までにしておいて下さい。
最近は様々なタイプもあります
タイプ別の解説記事も載せておきましたので参考にしてください。近隣にある学童保育がどのタイプに近いのかを判断する基準となると思います。

自分の住んでいる地域にどのようなタイプの学童があるかを知っておくことが必要となります。どのタイプが通う際にあっているのか?どのタイプを希望するか?をはっきりする為にも知っておいた方が良いです。
③説明会に行ってみたり、見学に行ったりして自分達で見てみましょう
”百聞は一見に如かず”実際に見に行ってみたりすることをおすすめします。
その施設の様子や職員はどのような人なのか、運営母体はしっかりしているのかなどが見えてくることもあります。ホームページで見ていた印象とは違って見えてくることもあります。
見学や説明会でのチェックポイント
- 衛生的で整理整頓されているか?設備は整っているか?
- クラブ内の雰囲気はどうか?子どもたちは楽しそうか?
- 1人1人とスペースはしっかりと確保されているか?定員は守られているか?
- ホームページに掲載内容と実際の内容は異なっていないか?
- 運営母体はどのようなところか?代表者は?(行政運営や企業運営や自主運営)
- 財務状況は堅調か?
- 職員はどのような人か?人数は何人位配置されているか?
- 開設時間・料金
- 現在の在籍児童数、児童は何人位来ているのか?学年構成などはどうか?
- 活動や行事はどのようなことをしているか?
- 学習・宿題などのしてもらえるのか?
- 緊急時の対応(災害・不審者等)
- おやつ・食事など(アレルギー対応等)
- 習い事等中抜けはできるのか?
- 保護者の手伝い・負担感はあるのか?
まだまだ気になるところはたくさんありそうですが、大きなところですとこのようなポイントがあります。
私のあげたチェックポイントは公開情報である部分も多く、入所希望者には正しい情報を適切に提供しなければならない部分となります。
説明会だとある程度の時間が取られており、必要な事は簡潔ではあるが網羅された説明や質疑応答があるはずです。曖昧な説明や質問に答えられない場所、良いことばかりを答える場所はいまいちかも・・・
これ以外にも自分の気になるポイントをリストアップしておいて気になれば質問することをお勧めします。
親子で見に行くといいですよ!
可能でしたら親子一緒に行って雰囲気を体感してくことをお勧めしています。(※2021年頃感染症大流行時などの緊急時・非常時にはお互いの配慮が必要となります。)
新しい場所に不安感を覚える子ももちろんたくさんいます。”小学校も初めて行き”、”学童にも初めて行き”と2ヶ所も同時に新生活が始まるのは大人でも結構きついですよね。子どもならなおさらです。
その場所がどこにあって、どんな先生がいて、何をして遊べるかが少しでもわかっていれば不安もその分減る事でしょう。その為の準備をしておくことも余裕があれば是非しておくとスムーズなスタートの準備にはなるかと思います。
最終的に決めるのは保護者かもしれませんが、実際に行くことになるのは子どもとなります。決める際には子どもも含めて家庭内で話し合いができるとなお良いですね!!
言ってみたら馴染めなくて子どもが我慢を強いられているのも辛いですよね・・・
まとめ
3つのポイントに分けて記載しましたが、「自分で調べて、自分で見に行き、自分で決める」ことになります。保育園のように希望をだして行政が割り振るという訳ではありません。
保護者としてはどのような事を求めるか?子どもにとってふさわしい場所か?などなど色々と考えるための情報を集めることをまずはやってみては如何でしょうか。各個人の主観的な情報や不正確な情報も出回っている事も多くありますので、正確な情報収集はとても重要です。
そして、収集した情報を基に見学や説明会に参加してみましょう!見にいく事によりわかる事・感じる事はたくさんあります。
最後にこの記事を読んでいるという事は学童を探そうかなぁと思っている方でしょう。早めに動き出し、余裕を持って動いていく事をお勧めします!!


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