自分で掴んだ答えは一生忘れない
福田ユース監督が作中で言っている事です。27巻で出てくるコマなのですがこのコマの少し前からこのシーンまでの福田監督の言葉に痺れました。4巻でも小学生時の冨樫に同じセリフを言っていますが、27巻の葦人が掴んだ答えに対するこのセリフは重みが違います。
福田監督は作中、指導の際には答えを教えるのではなく自分で考えて自分で答えを見つけられるようにしています。我々は学生時代から誰かから教えられて学ぶことに慣れすぎていて、「自分から学ぶ」という事に慣れていません。※「自分で学ぶ」ではありませんのでご注意ください。
あなた自身も自分で子どもの頃やり方を見つけた、自分で学び取った事は今でも色濃く自分の中に生きている事でしょう。「このやり方は俺(私)が発見した!」なんてことを言っている子どももいますよね。大人にとっては大した発見ではないのですが、子どもにとっては福田監督の言っている「答えを掴み取った」瞬間なのです!
保育という現場の中でも自分で答えを掴み取る事はとても有効であると思っています。その為の方法として「自分の保育実践」を書くという事を私はお勧めします。
まずは自分ひとりからでもできますので、自分の実践を「言語化」して書いてみましょう。その大切さがクラブ内で共有できたら、クラブ内での取り組みとしていきましょう。2人以上で取り組むことができれば考察や検討にもつながっていきます。さらに、研修団体に所属していたり、実践記録についての研修があれば積極的に参加していきましょう。といった具合に広げていきましょう。
今回のまとめ
今回は「なぜ実践を書くのか?」という部分の解説となりました。「書く」ということの重要性はわかっていただけたのかと思います。今読み終えたこの瞬間から取り組んでみたいと思った方もいるかと思います。
放課後児童支援員に限らず、多くの分野に活用・応用の効くこの「言語化」であると思います。教育、保育、スポーツ、仕事だけでなく趣味分野でも役立つことは間違いないと思われます。
でも、「自分の保育実践ってどう書いたらいいの?」となってしまいますよね。次回は自己実践を書く上でのポイントを記事にしていこうと思っておりますのでお待ちください。それまでにこの記事を自分なりに「言語化」し自分としての答えを掴んでおいてもらえればと思っております。
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