学童保育 放課後支援員・クラブ内職員間の『連携』を考える

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支援員向け
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「連携」は重要・必須とわかりつつも・・・

 この記事の冒頭の方にも記載をしておいたのですが、おそらくほとんどの方が保育・育成支援に当たっての「連携」は重要・必須と分かっているにも関わらずうまくいかない事って多いですよね。また、何となく表面上は連携している状態で日々流れているという事も多いです。

 次のコマをご覧ください。またも「アオアシ」からの引用なのですが、コマに登場しているのはディフェンス3人とゴールキーパーです。声を掛け合わずDF同士がお見合いしてしまい失点しまったシーンです。そして、この試合は負けられない1戦だったのです。

 うまく「連携」が取れており声を掛け合ったりしておけば失点を防げた場面です。「わざと声をかけていない」とまで言われていて、この試合以前の関係性等も見ているからの発言かと思います。

「連携」を怠ってしまうと致命的なミスにつながってしまう事も紹介したコマのようになってしまいます。サッカーに限らず保育においても同じことが発生してしまう事は十分に考えられます。保育における致命的なミスは大事故にもつながってしまいます。

「連携」に関わる課題

勤務時間の関係で時間が取れない

 常勤職員同士でも「ずれ勤務」、常勤・非常勤では「勤務日数・勤務時間の長さ」働き方やクラブ内の予算をどれだけ人件費にかけられるかという事で発生してきています。

「連携」を取る為の打ち合わせの時間も確保できるように努めると共に時間は取れないけどうまく伝えあう手法も工夫が必要な事もありそうです。

職員の人数不足で連携がうまく取れない

 各地域条例で職員の配置基準は決まっているので守っているとは思いますが、正直職員不足でという場合もありますよね。児童の人数もそうですが、学年構成や子どもの特性によっては基準を満たすだけの職員配置では人数不足で連携どころではないかもしれません。

人間関係等の問題が連携に影響する

 本来はあまりよろしくないとは思いますが、人間なので相性などもあります。良好な関係ならば「連携」も問題なくできるとは思いますが、あまり良く思っていないなどが障壁となってしまう事もあります。

うまく伝わり切らないこともある

やり方や職員同士の関係性からうまく伝わり切らない事もあります。伝えたいことがうまく伝わらないとモヤモヤ感が残ってしまうという事もあります。

職員連携をより良いものに

 連携をより良くしていく為には課題も多くあります。しかし、連携がスムーズにできるようになると保育にも良い影響を及ぼすことは間違いありません。課題についてのもう少し深い考察もできたらしていきたいとは思いますが、今回の記事はここまでとします。

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