【おすすめ保育力向上法】保育実践を書く時のポイント

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では書いていく上での準備・ポイントは?

準備として

実践記録の特徴を理解する

 やみくもに書けばよいという訳でなく、「実践記録」としての特徴を理解した上で書いていくと効果があります。この後のポイントの部分でも記載しますので読んでいただいたり、自身で保育実践記録についての研修に出向くなどして学んでおくと効果的です。

保育中の区切りの良いところで簡単なメモを取る

 あとで思い出して書こうとすると、時間が経てば経つほど「あれ?どうだっけ?」「はっきり思い出せない」という状況が増えてきますよね。もともと人間は時間が経つにつれて覚えた内容の割合が減っていきます。

 メモを取っておくことで、より確実な記録として書くことができますし、記憶を呼び戻すきっかけとなる事もあります。

簡単なメモから実践記録へと書き起こせるようにする

 メモはあくまでもメモですので、それぞれをつなぎ合わせていき記録にしていく準備が必要になります。どのようなことをメインに据えて書いていくのか、誰かをメインに記録を書いていくのかによっても変わってきますね。

ポイントとして

保育者が「自己」の保育の実際を書いたもの

 当たり前の事のようですが、確認として書いておきます。あくまでも自分の保育記録が必要です。他者の保育の分析を行う事や批評をする事は今回の事には全く該当しません。

 他者の保育の内容を書くことも違います。あくまでも自分の保育を書いたもの、自分の子どもとの関わりを書いたものでなければなりません。当たり前なのですが、とても重要なことなのでポイントとして書きました。

保育をありのまま書く

 子どもへの働きかけ・言葉がけ、子どもの言葉など読み手の人にその場面がわかりやすく伝わるように「起こったそのまま」を書きましょう。その時に思った事や考えたことも「その時思ったそのまま」を書きましょう。

 人によっては保育実践を書くときに「事実と異なる事」を書いてしまう人もいます。どのような気持ちでそのようにしてしまうかはそれぞれですが(自分の実践を良く見せたい、検討会で自分の実践に突っ込まれたくないなど)、いかなる理由であれ折角書いた保育実践記録の効果がほとんどなくなってしまいます。

 「ありのまま」「起こったことそのまま」書くという事も意識しておかないといけない大事なポイントです。

経過だけでなく具体的な場面や背景・クラブの人数構成などの情報も記載する

 時系列に書き連ねていくだけでなく、特に取り上げたい部分は具体的な場面としても書いていきます。子どもへの働きかけ・言葉がけ、子どもの言葉など先ほどのポイントにも書いたように、ありのまま書いていきます。

 また、その場面をより理解しやすくするためにその子どもの性格や特性、学校や家庭での様子、その場面までが起こった経緯などもあると分かりやすいですよね。その他にもクラブの全体人数や学年構成、職員の体制などが書かれることもあります。

 上記のような情報は実践記録の中には良く入ってくる情報となります。その他の事も自分の実践をより分かりやすくする必要があれば記載しておくと良いです。

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