保護者との関わり、保護者との連携、保育をより良くするために

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支援員向け
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保護者との関わりは必須となります

 みなさんの放課後児童クラブ、学童クラブでは保護者との関わりはどのくらいありますでしょうか?日常の保育の様子などを伝える・困ったことがあれば相談する位の場所もあれば、保護者会運営のクラブで保育についてだけでなくクラブ運営もがっつり保護者と関わらなければならないという場所もあります。

 支援員の皆様、保育についての悩みも色々とあるでしょうが、この保護者との関わりについても悩みが大きい支援員の方も多いのではないでしょうか。むしろ、保護者との関係性の方が悩みは深いという事も多くありそうです(汗。経験年数の浅い支援員の方はうまく保護者と関わることができなかったり、逆にベテランになってきても現在の保護者世代の感覚についていけないと理解はしてもらえず悩むという事にもなります。また、子どもも1人1人違いそれぞれに対応が必要なように、保護者も色々な方がいてそれぞれに理解をしなければなりません。子ども1人に保護者は1~2人いるので、2倍の理解が必要な場合もあります。このテーマは子どもの保育と同等位に重要なテーマとなりますので何回かに分けて解説・説明ができればと思います。

どのような関わりが必要となるか?

 保護者との関わりは子ども関連の場所でしたら必ず必要となります。入学前に通っていた幼稚園や保育園、小学校、習い事全ての場所で働いている職員の人は保護者との何らかの関わりがあります。特に最近学校では子どもだけでなく保護者との対応にも教員は大変苦労されているというニュースもよく見かけます。もちろん学童保育の業界でも運営の形態にもよって関わりの幅は変わってきますが、子どもの保育関連については必ず必須となります。全く関わりを持たなくても良いという場所は無いと思います。私の所属クラブでの保護者の関わりから、どのようなことが必要かを大まかに分類して説明します。

子どもに関すること

  • 子どもの出欠席を確認し、出席のはずなのに来ない場合は連絡し、適切に対応する。
  • 放課後児童クラブでの活動や生活の様子を日常的に伝え、情報を共有する。
  • 子どもや学童についての保護者からの相談に乗る。
  • 放課後児童クラブの活動を保護者に伝え理解を得るとともに、活動や行事に参加する機会を設ける。

 子どもに関すること全般に保護者の人も関わってくることとなります。

子どもの出欠席を確認し、出席のはずなのに来ない場合は連絡し、適切に対応する

 間違って帰ってしまう子や行きたくない気分で帰ってしまう子もいます。毎日の出欠確認は事前にとっておき、いざという時には保護者と連携し子どもの安全を確保することが必要になります。支援員も周辺を探しに行ったり、保護者の方も自宅に連絡したりと連携します。

放課後児童クラブでの活動や生活の様子を日常的に伝え、情報を共有する

子どもや学童についての保護者からの相談に乗る

 子どもの様子や保育の内容を保護者に日常的に伝えることは、保護者が安心して子育てと仕事等を両立するためにはとても大切な事です。来所している児童がどのように過ごしているかは知ることができません。子どもからの話か支援員からの報告からしかほとんど知ることができません。保護者の方は学童でどのように生活しているかは気になっているものです。保護者と支援員の日常からの伝え合いはとても大切なことになります。必要に応じては相談事として面談するなど日常の伝え合いより1歩踏み込んだこともあります。

 保育園時代に比べると小学校期の学校や学童からの様子が伝えられる頻度は少なくなってしまいます。学童ではできるだけ多くの伝える機会を作れるようにしておくと良いと思います。

放課後児童クラブの活動を保護者に伝え理解を得るとともに、活動や行事に参加する機会を設ける

 日頃より伝えるだけでなく、実際に参加や体感する機会や行事の機会を設けることも必要です。伝えられる内容を聞くだけでなく、実際に見てみたり、一緒に活動したりすると保護者の方も楽しめるだけでなくより学童の活動を理解してもらえることとなります。活動への理解が深まれば、新しい活動への協力なども得ることができます。

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