実施内容や参加人数に差があります
登録人数・参加人数

まずは参加人数を説明していきます。
学童クラブ(放課後児童クラブ)は人数が安定的で決まった人しか来ません。放課後キッズクラブは区分が3つあり区分ごとに登録している人しか来れません。
遊びの場として提供されている区分には多くの子ども達が参加している、とりあえず登録だけしている子どももいたりして来たり来なかったりと固定的なメンバーにはならなそうです。



登録児童数を見てもらえれば分かる通り、学童保育に比べるとキッズクラブには非常に多くの児童が登録しています。場所によっては1日100人を超える人数が参加するような場所もあるという報告もあります。

登録人数や参加人数が多いとどうなるの?

子ども1人1人にまで細かく目が行き届かなくなりますし、人数が多いが為に『できない活動』も増えてきます。外で遊ぶことも制限されていたり、室内には定員以上の子どもが過ごしていたりという事もあるようです。
もし、自分の子どもが通ってみてしっかりと見てもらえない、活動に制限がされていると子ども自身に『不満やストレス』もたまってきますし、保護者も不安になりますよね。
その反面、学童クラブは20~50人程度でメンバーも固定のクラブが多く、支援員が子ども1人1人をしっかりと見てくれるんです。

時には仲の良い子が来ない曜日などもあったりすると、遊ぶ人がいないなんてこともあったりするなんて事も聞いた事があります。退屈で我慢して過ごさなければならないのも辛いですよね・・・

保育園も少人数の決まったメンバーで保育士の先生もすごく子どもたちのことを考えてくれてとても安心して過ごせているわ。子ども達ものびのびと過ごせるほうが良いと思うわ。人数がおおすぎて、我慢してまで過ごすことはなるべくしたくないわね・・・

学童クラブ(放課後児童クラブ) の方が家庭的な雰囲気で保育園の延長のような感じに近いですね。トラブルなどがあっても支援員の方々が保護者の方々とも連携し対応してくれます。
私も1日に100人もの児童が毎日来るような状況だったら、十分にできる自身は全くありません。
令和6年度現在ではさらにキッズクラブ在籍の児童数は増加しており、本当に適切な受け入れになっているかは疑問です。(条例上・書面上は問題が無いが、実態はどうなのか?)

登録だけしておいてイベント時や緊急時だけ参加という世帯もあるようです。突然その日だけ行かされても子どもも大変ですよね・・・。
学童保育の参加人数が多い場合、以下のような影響が考えられます。
- 指導員の負担増加:指導員が子どもたちの見守りやケアを行うために必要な人数に対し、参加人数が多いと指導員1人あたりの担当児童数が増えます。そのため、指導員の負担が大きくなり、十分なケアやサポートが提供できない可能性があります。
- スペースの不足:学童保育施設には、子どもたちが遊ぶためのスペースや学習をするための机や椅子が必要です。参加人数が多いとスペースが不足し、十分なスペースが確保できなくなる可能性があります。
- グループ分けの難しさ:参加人数が多いと、子どもたちを適切なグループに分けることが難しくなります。グループ分けがうまくいかないと、子どもたちの年齢や興味関心に合わない活動をすることになり、子どもたちのやる気や集中力が低下する可能性があります。
- 子どもたちの安全確保の難しさ:参加人数が多いと、支援員が子どもたちを見守ることが困難になり、子どもたちの安全が確保できなくなる可能性があります。また、子ども同士のトラブルやけがの発生率が高まる可能性もあります。

活動内容

次に活動内容の説明です。私は学童クラブの人なので学童クラブの活動の良さを説明させてもらいますね。
学童クラブの1番の良さは
学童保育には様々な子どもたちが通ってきますし、在籍している学年も1~6年生まで幅が広いです。子どもたちが常に目を離されることなく、良く見てもらえるように配慮されています。
子どもたちが安全に過ごせるように、施設内での遊びや行動に配慮し、子どもたちに対して指導やアドバイスを行います。また、子どもたちがストレスや悩みを抱えていた場合には、支援員が相談に乗り、適切な支援を提供することもあります。
このように支援員は子どもそれぞれの発達段階や年齢、個人の特性に合わせて関わりをもちます。見守りや監視員的な管理型の保育ではなく、活動を共にしていく中で信頼関係を築いていきます。
安心して過ごせる環境ならば、子ども達の成長にとっても十分に良い影響を与えてくれます。
学童保育は、子どもたちが中心となる保育サービスです。学童保育では、子どもたちが自分で考え、自分で決定し、自分で行動することを促し、自己肯定感を高めるような保育が行われます。支援員は、子どもたちの自主性や自立心を尊重し、個性や能力を引き出すための支援を行います。また、子どもたちが自然と協力したり、競い合ったりしながら、人間関係やコミュニケーション能力を育むことができます。
学童保育では、子どもたちが好きな遊びや興味のあることを自由に取り入れることができます。そのため、学童保育では、子どもたちが自分自身を表現し、自己実現するための環境が整っています。
保護者の立場から見ると、学童保育は、子どもたちが安心して過ごせる場所であると同時に、保護者が働いている間に、子どもたちが意義のある時間を過ごすことができる場所でもあります。学童保育は、子どもたちが中心となり、自己肯定感や自立心を育みながら、充実した時間を過ごせる場所として、保護者からも支持されています。

1人1人に目が行き届き、配慮してもらえるのはとても安心できるわね。

その子自身がどんなことに興味があるのか、悩んでいるのか、良い事も困っている事も一緒になって考えてあげられる支援員がいることはとても大きいです。
キッズクラブがしていない訳では無く、人数が多くなりすぎるとそもそもが無理という状況もあります。
次ページ、他にも学童の良いところはたくさんあります。
