「走り革命理論」書籍紹介 みんなで走りを学ぼう

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足の速さは才能じゃない!

 ついに書籍も発売されました。Youtubeで見かけて以来、参考にさせてもらい時間があれば自分でも取り組んでいます。

 『和田賢一さん』(走りの学校 校長)の「絶対に足が速くなるテクニック」の書籍になります。Youtubeの動画でも様々な場所に行っての技術指導も行っている様子もあり、動いている姿が見ることができ分かりやすいです。

 私も教えてもらいたいです!!

足が速くなる方法は日本ではあまり教えてもらえない

 みなさんは速く走る方法やテクニックを教えてもらった事ってありますか?ある程度以上の指導ができる指導者のいる陸上部でもない限りは教えてもらえる機会は無かったのではないでしょうか。

『走り革命理論内』でも「走り方は習うものではない」という常識という見出しがあり、私の実感も間違いでもなさそうでした。

 「ももを高く上げる、腕をしっかり振って、足は素早く動かす」などの日本では昔から言われ続けているような指導で学校体育や部活動では指導されている事が多いと思われます。

 学校の体育の授業をたまたま1年生を迎えに行ったときに見たのですが、まさに私も30年程前に教えられた事を熱心に先生は子ども達に語っていました。そして、子ども達も真面目に取り組んでいました。

 『それじゃ、あんまり効果ないのになぁ・・・』、学校体育じゃあまともな指導できる人もいないだろうし・・・と思いながら私は1年生と学童に戻ってきました。

正しく走る方法を知れば変わります

 学生時代自分もスポーツをやっていましたが、その指導者達から「走り」を教わったことはありませんでした。それ程走るのが遅かった訳ではありませんでしたが、テクニックではなく筋力で走るという感じでした。

 大学に入りスポーツも本格的な取り組みは一旦やめてということにしました。その大学時代に陸上競技専門の指導者から指導を受ける授業があり「走り」のテクニックを初めて教わりました。(体育専攻だったため授業に陸上競技がありました。)

「ん?」今まで思っていたこととは全く違うぞ!もっと早くにこの指導を受けたかった!!

という感覚になりました。

 実際に指導前の100mのタイムと指導後の100mのタイムそれぞれの計測が行われました。0.5秒以上タイムが伸びていれば目標達成で合格という内容でした。

 短距離走の講座は90分の実技講座2回だったのですが、私も含めた受講したほぼ全員が目標を達成していました。たった2回の講義と練習でもこれほどの効果があった事にびっくりしました。

 ホントにもっと早くに小学生の頃だったり、スポーツを本格的に取り組んでいた時に知りたかったという気持ちでいっぱいになりました。

走りの革命理論紹介

 私の話はここまでとして、「走りの革命理論」内容の紹介に行きたいと思います。

 足の速くなりたい息子をもつ父親と和田さんの会話形式の物語で進行していきます。ただの技術紹介ではなく、ストーリー仕立てになっているので読みやすく、分かりやすくなっています。

 内容の1部で私が印象に残った部分をいくつかピックアップして紹介しておきたいと思います。

「ランニング」と「スプリント」が違う

 「走る」は「ランニング」と「スプリント」に分類されると解説されていました。日本人の「走る」というのはランニングに分類される方になっています。短距離走向きの走りは「スプリント」であり「スプリント技術」を習得すれば必ず足は速くなるとあります。

 私たちは無意識で「ランニング」で走っていました。「スプリント」の走り方は習う機会があって初めて、後天的に身に付けるテクニックである。

 やっぱり専門的な指導者から学ばないと身に付けられる技術ではないのですね。私も大学時代の陸上競技講座で明確に「スプリント技術」と言われて学んだわけではなかったのですが、スプリントにつながるコツだったのかと今は思えています。

「ベースポジション」「地面スイッチ」「空中スイッチ」など分かりやすい用語にして解説してくれている

スポーツなどの指導や解説書は専門用語などが使われていて分かりにくいものも多いですよね。逆に小学生向けの本には入門編過ぎて簡単に書かれすぎていて効果が少ない事もあります。

走りの革命理論では独自に「ベースポジション」「地面スイッチ」「空中スイッチ」「Yポジション」「Pポジション」「サイクリング」とネーミングされ分かりやすく解説されています。

 良くあるような感覚的な「自然体」「リラックスした状態」など曖昧な表現でなく、誰にもができる姿勢や動作をイメージしやすく説明されています。

 細かな内容までは今回は説明しませんが、私も読んでみて非常に分かりやすかったです。小学生高学年くらいの子ども達になた、動作に名前がついているのは覚えやすいと思います。STEP7までの行程で順々に学べて行く事にもなっています。

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