打ち合わせとは?
「打ち合わせ」の意味は?
ある目標に向かって、複数の人の意見や情報を集め、共通認識を形成したり、具体的な計画を立てたりするための活動です。仕事だけでなく、日常生活でも、何かを決める際に利用されます。
特徴
双方向のコミュニケーションが重要であり、参加者全員が積極的に意見交換を行うことが求められます。
なぜ打ち合わせが必要なのか?
クラブとしての目標や方針への足並みを揃えるため

それぞれのクラブでの目標や方針といったものが、様々な形ではあるとは思いますがあるはずです。



私の働いているクラブにも目標や方針はもちろんありますよ。



職員1人1人がそれぞれ自由に思い思いのやり方だったり、考え方だったりで保育にあたっていては一貫性の無い保育内容になることが予想されます。
目標や方針達成に向かって動いていくには職員1人1人の意識がある一定以上統一された上で行動していくことが必要となります。
多くの分野において1人で活動をしている場合以外は必要となってきます。
目標や方針達成に向かって動いていくには職員1人1人の意識がある一定以上統一された上で行動していくことが必要となります。
多くの分野において1人で活動をしている場合以外は必要となってきます。
1人ではなくチームで役割を担い保育をしているはず
職員1人1人の意識がある一定以上統一されているだけでなく、それぞれに役割も担うことも有ります。
チームとして動いていく役割なども意識せずやりたいように好き勝手にしていくことでは目標に近づいていく行動とは思えませんよね。
学童保育での打ち合わせは具体的にどんなことをする
何を打ち合わせるのか?
どんなことを打ち合わせでは話していくのか思いつくものをリストアップしてみます
- 1人1人の子どもの理解
- 子ども集団の理解
- 子どもや保護者への対応
- 教材・おやつについて
- 行事や取り組みについて
- 保育計画(日案・週案・月案・年案)
- 職員間での仕事の確認や打ち合わせ
- 職員の勤怠や職員業務
- クラブ内懇談会や保護者会、個人面談の準備
- 行政・地域関連(役所や学校などの関連機関を含む)
- その他
項目だけ見るととても多いですよね。
参加メンバーやいつ行うかも重要です
打ち合わせに参加するメンバーや時間についても考えて行うことが必要となります。
参加メンバーについて
保育については職員全体で共有・確認、意見交換ができることが理想的ではあると思いますが、保護者の対応や個人面談、行政や地域関連などは常勤職員などの1部の人が担っていることも有りますよね。
主だった対象でない人が参加しても「よくわからない・なんで聞かなきゃいけないのか」などにもつながってしまうので参加する人も必要な人が参加することが良いです。
打ち合わせの開催時間や形式
- 形式的な打ち合わせ:会議室などで行われる、事前に議題や参加者が決まっている形式的なもの。
- 非形式的な打ち合わせ:立ち話やランチミーティングなど、気軽に意見交換ができるもの。
- オンライン打ち合わせ:場所や時間に縛られず、遠隔地の人とも参加できるもの。


仕事の話をする場合には形式に限らず、どこでも「打ち合わせ」になるでしょう。
日程・時間設定


保育の打ち合わせについては参加者全員で参加が理想ですが、非常勤職員の人も含めると難しい場面も多くあるでしょう。
そういった場合は相手の都合に合わせて、複数の候補日時を提示します。


あらかじめ日時がわかっていれば予定もたてやすいですね。
同じ内容の話を何度もすることにはなると思いますが、必要な事ならば必ず実施した方が良いですし時間を作り出す工夫も必要になってきます。



休憩時間や時間外には極力避けるようにしましょう。緊急時にはそういった時にも有り得るという認識は持っていたほうが良いですが。
打ち合わせを成功させるためのポイント
目的を明確にする



何のために打ち合わせをするのか、”具体的な目的・目標を設定”しましょう。
打ち合わせの目的・目標を明確にすることは、成功へと導くための最も重要なステップです。



そうね!何を話すか、何を覚えておくかがわかりやすくないと結局”何を話し合ってるの?”ってことになってしまうしね。
目的が明確であれば、参加者全員が同じ方向を向いて議論を進めることができ、時間や労力の無駄を省くことができます。
議題を事前に共有する、準備を整える
参加者が事前に議題を確認することで、準備を進めることができます。目的に沿った議題を設定することで、議論が脱線するのを防ぎ、効率的な打ち合わせを実現できます。
資料、レジュメ、議事録等の準備をしておくことも重要になります。当日の進行を円滑に進めるためにも準備をしておくことは必要です。
時間配分を意識する


各議題に割り当てる時間を決めて、時間内にまとめられるようにしましょう。目的が明確であれば、不要な議論を避け、限られた時間を有効活用できます。


話したい内容からそれていっても長々と喋り続ける人も結構いますよね・・・
話が脱線した時には進行役の人が議題の本筋に戻しましょう。
結論をまとめる
打ち合わせの最後に、決定事項や今後の課題を明確にまとめましょう。
意志決定のプロセスは大切にしましょう
- 民主的な決定を心がける
- 1部の人や経験者・年長者の意見ばかりで決定しない
- 考え方や意見の違い等も尊重して結論に導いていく
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