横浜市での学童保育クラブとキッズクラブの違い

この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

小学校に入学したら共働き世帯の子ども達をどうする?

 共働き世帯や留守家庭世帯、学校入学前は保育園で保護者の帰宅まで適切な環境にて保育が行われて通常は安全安心に過ごす場所があります。小学校に入学したら「留守番で1人で過ごすことができる、自分で鍵の開け閉めができる」なんて急に出来るようになる訳ではありませんよね。

共働きの場合、学校が終わった後に子どもたちをどうするかが問題となることがあります。以下は一般的な選択肢です。

  1. 学校の放課後プログラムに参加する:学校の放課後プログラムに参加することで、子どもたちは学校の施設内で安全に過ごすことができます。プログラムには、宿題のサポートやスポーツやクラブ活動など、様々なアクティビティが含まれています。
  2. 学童保育に参加する:学童保育は、放課後や休日に子どもたちを預かるサービスで、公立や民間の施設があります。学童保育に参加することで、子どもたちは安全で監視された環境で遊びや勉強をすることができます。
  3. 家庭内保育を利用する:共働きの場合、家庭内保育者(ベビーシッターや家庭教師など)を雇うこともできます。家庭内保育者は、子どもたちが自宅で過ごすことができ、保護者が仕事に集中できるようサポートします。

 以上の選択肢の中から、保護者にとって最適な選択肢を見つけることが大切です。自治体によっては、子育て支援制度が用意されている場合があるので、利用してみるのも良いでしょう。

それでは、今回のテーマである横浜市での放課後の居場所について解説していきます。

横浜市での放課後の居場所

 横浜市で小学生に入学したら保育園のような場所はあるのでしょうか?各自治体ごとに違いはありますが、「学童保育」と呼ばれる場所が昔からあります。近年では様々な放課後を過ごす場所も増えてきました。

 今回は横浜市の放課後の過ごす場所として説明をしていきます。横浜市内で学童かキッズクラブか悩んでいる方、これから横浜市内へ引っ越してくる方是非とも参考にしてみて下さい。

私は共働き世帯で今は保育園に行っているけど、小学校に入学したら放課後や夏休みに過ごせる保育園のような場所有るのかしら・・・?

横浜市では主に2つの場所があります。学童クラブ(放課後児童クラブ)と放課後キッズクラブがあります。下に横浜市のホームページからの抜粋を載せておきます。

横浜市では共働き世帯等で留守家庭児童の過ごす場所として学童クラブ(放課後児童クラブ)と放課後キッズクラブの2つが主にあります。学童クラブ(放課後児童クラブ)は歴史も長く古くから認知されているクラブもあります。放課後キッズクラブは以前は「はまっこ」と呼ばれていた場所となります。

横浜市ホームページより 初めての人へ(放課後の居場所の概要) 横浜市 (yokohama.lg.jp)

共働き世帯の私の家は「放課後児童クラブ」「放課後キッズクラブ」のどちらかを利用すればいいのね。この表だけだとほとんど同じに見えるんだけど何か違いがあるの?

もちろん違いもありますので、いくつかポイントを絞って説明しますね。

目的

放課後児童クラブもキッズクラブも「遊びの場」「生活の場」と掲載されていてほとんど同じように見えますが、学童クラブは留守家庭児童等の「遊びの場」「生活の場」なのですが、キッズクラブは区分によっては「遊びの場」として提供されています。キッズクラブは時間帯によっては遊びに来ただけの子、留守家庭児童が入り混じっている状況もあるのです。

学童クラブの方が「生活の場」という感じでキッズクラブは「遊び場と生活の場が混在している」という印象ね!遊びに来るだけもありなんて管理してくれているのかしら?

実施場所

学童クラブ(放課後児童クラブ)
一軒家やアパートの1室など民間施設

放課後キッズクラブ
小学校の空き教室など

学童クラブ (放課後児童クラブ) は学校外なので自分たちで行かなければなりません。クラブによっては職員の迎えもあります。放課後キッズクラブは小学校敷地内にあるのでそのまま行けます。

開所時間

学童クラブ (放課後児童クラブ)
開所時間 《平日》 放課後~19時
《 土曜日、長期休業期間等 》 8時~19時

放課後キッズクラブ
開所時間《平日》放課後~19時
《土曜、長期休業期間等》8時30分~19時

利用料金

学童クラブ (放課後児童クラブ)
入所金 入所時例 10,000円
月額例(おやつ代・教材費込み)
 1年生から3年生  15,000円
 4年生から6年生  10,000円
※長期休日期間については、外出時の実費分を別途集金します。

※クラブごとに料金は異なります。

放課後キッズクラブ
傷害見舞金制度負担金:年額 800円以下(クラブによって異なる)
■利用区分1:午後4時まで無料
 午後4時以降も利用する場合は、
 1日800円+おやつ代で利用可
■利用区分2:午後4時以降も利用可
  区分2A 17時まで
  月額2,000円+おやつ代
  区分2B17時~19時
   月額5,000円+おやつ代

開所時間はほとんど同じで学校内にあって料金も安いなら放課後キッズクラブの方が良さそうね。どっちも横浜市の事業だし、内容もほとんど同じなんでしょ?

いいところに注目してくれました!!登録人数や内容には大きな差があるのですよ。

 次ページ、主な違いの紹介

タイトルとURLをコピーしました